やさしい年金と保険の話

年金や保険の疑問を分かりやすく説明します

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定年前後にやるべきことは? 年金 保険 税金

      2016/11/25

定年前後にやるべきことは何でしょうか?

仕事で忙しく、ゆっくり考えられない人もいるかと思います。

これが一覧です。

 

★58歳~59歳

◎ねんきん定期便が届いたら内容を確認する。

記録に疑問や不明な点があれば、年金事務所に出向いて早目に解決しておく。

 

◎定年後の働き方を検討する。

再就職する場合は就職先や時期を考える。

 

◎会社の規定を調べて退職金や企業年金の見込み額を計算する。

それにかかる税金を調べ およその手取り額を確認する。

 

★半年前

◎退職後に加入する健康保険を検討する。

健康保険は4種類    任意継続と国民健康保険

 

◎失業給付の支給額を知りたい時は退職前6か月間の給与明細を保管しておく。

 

◎退職金を一時金で受け取るか年金で受け取るか検討する。

一時金と企業年金のメリット、デメリット

 

★3か月前

◎60歳から老齢厚生年金が貰える場合、『年金請求書』が届くので内容を確認する。

 

◎企業年金の請求手続きを確認する。

 

◎退職後の離職票の受け取り方法を会社に確認しておく。

(再雇用の場合は必要なし)

 

◎『雇用保険被保険者証』の有無を確認する。

(分からない時は会社に確認する)

 

★1か月前

◎退職日に健康保険証を返却するので事前にコピーを取っておく。

 

◎国民健康に加入する場合、『健康保険被保険者資格喪失届』の写しなどを会社からもらう。

(任意継続の場合は必要なし)

 

◎退職金を一時金で受け取る場合、『退職所得の受給に関する申告書』を会社に提出をする。

 

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★定年退職

◎年金手帳の所在を確認する。

 

◎健康保険証を会社に返却する。

 

◎その年の住民税の清算方法を確認する。

退職までに残りを納めるのも良い。

 

★1か月後以内

◎老齢厚生年金の請求に必要な書類を揃えて手続きを行う。

(失業給付を貰う人は、先に失業給付の手続きを行う)

 

◎妻が60歳未満で夫の扶養だったなら国民年金の種別変更の手続きを行う。

(第3号から第1号へ)(退職後14日以内)

 

◎新しい健康保険の加入手続きを行う。

 

◎会社から離職票を受け取る。(退職後10日以内)

 

◎再就職を希望であれば住所地のハローワークで求職の申し込みをする。

失業給付の手続きもする。

 

◎ハローワークの雇用保険受給説明会に出席する。

 

★2~3か月後以内

◎『年金証書』が届く。(請求手続きの2~3か月後)

 

◎指定された認定日にハローワークへ行く。

(一回目の失業認定日)

*認定日から約1週間で失業給付金が振り込まれる。

*失業給付の受給が終わるまで繰り返す。

 

◎住民税の一括清算をしていない場合、市区町村から『住民税の納税通知書』が届くので納税する。

 

◎会社に確定申告に必要な源泉徴収票の発行をしてもらう。

(退職した年の分)

 

★60歳~64歳

◎健康保険を任意継続していた人は2年後に期限が切れるので国民健康保険に加入手続きをする。

 

◎退職した翌年は2月中旬~3月中旬に確定申告を行う。

(翌年以降は必要に応じて行う)

 

◎住民税は6月頃に納付書が届くので期限までに納める。

 

★65歳

65歳の誕生日の少し前に『年金請求書』』が届いたら65歳以降の年金を確認して返送する。

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