年金生活 ひとり暮らしの生活費は いくら? 生活で困ることは?
2016/11/25
平均寿命は女性の方が男性より長いので、殆どの場合、夫より妻の方が長生きします。
しかし事故その他、何があるか分かりません。
お互いに残された時に途方にくれることのないように色々と考えておかないといけません。
まずひとり暮らしになった時に生活費はいくらかかるのでしょうか?
夫婦ふたりの時に月に26万円だった家庭では、ひとり暮らしになると約16万円かかるでしょう。
住居費は1人でも2人でも変わらないからです。
また ご近所や親戚との付き合いも以前と変わらないからです。
通常 夫が残された場合は年金収入の面で困ることはありません。
妻が残された場合、夫がサラリーマンや公務員だった妻には遺族年金が出ます。
しかし10万円前後の方が多いようです。
妻は自分の年金を貰えるようになるまでは毎月6万円の赤字になります
他に収入がない場合は預貯金を取り崩していくことになります。
*遺族年金について
また夫が企業年金を受給していた場合、未払い金を清算して一時金で受け取ることになります。
未払い金がない場合は、一時金を受け取ることは出来ません。
届け出をせずに そのまま受給を続けると、過払いになった場合、逆に返金しなくてはいけなくなるので注意が必要です。
★ひとり暮らしで困ること
〇家事を任せっきりだった場合は、何から手につけて良いか分かりません。
炊事が出来なくても今時はコンビニなどがあり便利ですが飽きてきます。
炊事が出来ても一人分を作るのは面倒で作らなくなる人もいます。
料理は在庫管理や献立、買い物、調理、後片付けなど頭や体を使うのでボケ防止にもなります。
料理を作らなくなると老化が進む傾向にあります。
(他に生きがいを持っている人は別です)
〇町内会などの参加が大変
今まで夫や妻に任せっきりだった場合は勿論ですが、今まで分担してきた夫婦も、今後は1人で全部に参加しなくていけません。
〇親戚づき合いも自分で判断
冠婚葬祭の金額などを自分で決めなくてはいけません。
お中元やお歳暮の品も自分で決めなくてはいけません。
〇重たい物などを運ぶのが大変
運ぶことが出来ずそのままになることもあります。
〇電化製品などが使えない
またどんな機種を買えば良いか判断できなくて困る人もいます。
〇病気の時に困る
寝込んだら ひとりで病院にも行けず買い物にも行けません。
◉気軽に相談できる人や手助けしてくれる人を身近に見つけて安心して過ごせるようにしたいですね。