やさしい年金と保険の話

年金や保険の疑問を分かりやすく説明します

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早期退職した57歳の妻&定年退職後再就職の夫64歳の生活は?

   

今日は早期退職後非常勤教員としてお勤めの須田知世さん(仮名)57歳を紹介します。

ご主人(64歳)は、定年後 再就職されています。

政令指定都市にお住まいの須田さんご夫婦。

奥様に生活費や日々の暮らしについて伺いました。

 

55歳で早期退職した57歳の妻&定年後再就職の夫64歳の生活は?

 

❈須田家の毎月の生活費

食費     5万円(外食は月に1~2回程度)

日用品費   1万円

水道・光熱費 2万円(月によって全く異なり夏と冬は多くなる)

通信費    2万円

医療費    ゼロ円(予防接種や たまに5千円くらいかかることも)

交際費    1万円(冠婚葬祭費は含まず)

交通費    3万円(ガソリン代と帰省費用)

 

夫の小遣い  5万円

妻の小遣い   決めずに好きに使っている

娯楽費    2万円

雑費     2万円

(各項目は 全て凡その金額)

 

※毎月の生活費 合計23万円(妻の小遣いは別)

 

 

年間の特別支出

 

特別支出    約30万円(冠婚葬祭含む)

車に掛かる費用 約15万円(税金・保険・車検代などを平均して)

税金      約20万円(固定資産税分、夫の給料から天引き分は含まず)

保険      約20万円

 

 

日々の暮らし

 

❈知世さんの節約術

できるだけ電気を使わない生活を心がける

①食洗器の乾燥のスイッチを入れない

②ひざ掛けなどを使い暖房を節約する

できるだけジムで入浴をして帰り、水道代金やガス代金も節約する

 


❈民間の学校の教員だった知世さんは55歳で早期退職をしました。

❈退職の理由は?

*少々疲れてしまったこと

*家庭の事情で転居をしないといけなくなったから

 

❈現在の仕事と悩みは?

*非常勤の公務員、非常勤の教員の仕事を少しだけしています。

*とにかく割に合わないと思う事が多いです。

*自分のこれまでのキャリアに対してあまり評価をしてもらえず、それが苦しくなることがあります。

*自尊感情が低くなるというか、そのような感じです。

*収入においても同様です。あまりにも少なくて。

 

❈定年前と比べて収入は?

*10分の1程度です。

 

❈お仕事をされていない日の一日の過ごし方は?

*クラウドソーシングのちょっとしたタスクの仕事をしたり、趣味に没頭したり、家事をしたり、友人と会ったり、といった過ごし方をしています。

*日によって、家事が多い日には、家事しかしていない、ということもあります。

 

❈現在の仕事で生活費は賄えている?

*夫がまだ定年退職後の再就職で、定期的収入があるので、特には困っていません。

*来年から年金暮らしになり、夫の年金に私の配偶者としての加算分で生活する必要があると思っています。

 

❈毎日の生活で悩みは?

*もう少し収入が得られる、やりたい仕事があれば、と考えています。

*また、だらだらしてしまっている生活を もっと規律正しい生活にしたいと考えています。

 

❈年金に対して思うことは?

もっと早くに、もっと多くいただければ、と思っています。

 

❈毎日の生活で楽しみは?

*映画を観たり、ジムに行ったりとしたことです。

 

❈これからの夢や目標は?

*とにかく、夫の定年退職が楽しみです。

*そうしたら、夫から解放されます。

*今度は私に僅かながら収入があるわけで、私の方が上になりますから。

*そのうえで、お金を自由に遣い、あちこち出かけたいです。

 

 

ここから管理人

 

長く教員生活を送られていた知世さん。

非常勤の仕事にはあまり遣り甲斐が感じられないようですね。

折角のキャリアが生かされずに勿体ないなと思います。

 

それから来年ご主人が退職されるのを楽しみにしていらっしゃいますね。

でもご主人は無職になっても年金が貰えるので、やっぱりご主人より上にいかれるのは難しいような気がするのですが余計なお世話でしょうか。

きっと若い時から今まで共働きにも拘らず知世さんの方に随分負担が掛かっていたんでしょうね。

ご主人が年金暮らしになっても ご夫婦円満にお過ごしください。

 

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