日常的に介護を担っている家族に理解を 同じ体験をする必要性
2017/05/12
先が見えない介護。
家族の介護が原因で家庭不和や離婚に追い込まれれる方達もいます。
解決方法はないのでしょうか?
公的機関や民間企業を利用して少しでも家族の負担を軽くする必要があります。
デイサービスや訪問介護・ショートステイを利用したいですね。
しかしそれだけでは足りません。
やはり家族の理解が必要だと思います。
理不尽なことの多い介護について家族が気持ちを寄せてくれることが大切です。
介護経験者の私がいつも不満に思っていたことをオリラジあっちゃんが代弁してくれました。
それは介護ではなく子育て中の主婦の悩み相談の回答でした。
8歳の女の子と1歳の赤ちゃんのお母さん。
子供達と一緒に寝ているけれど 右を向けばお姉ちゃんに顔面を蹴られ、左を向けば赤ちゃんに顔面を頭突きされて 痛くて落ち着いて寝られないと言います。
その時に あっちゃんが こう言いました。
*子育てで理不尽なことがあっても同じ体験をした人が1人いると(お互い)蹴られたことも笑えた時にスッとする。
*キツかったことがパートナーに理解してもらえない時に溜め込んでしまう。
それが本質的には辛いのかなと思う。
*ご主人に一緒に寝てもらうと良い。
(仕事で遅く帰って来るご主人は疲れているので別の部屋で寝ています。
一緒に寝て2人とも疲れると朝から不機嫌になって酷い状態になるので別に寝ているそうです。)
*仕事を邪魔しない生活を目指すより家庭を邪魔しない仕事の形を少しずつ目指す方が健全なのかなと思う。
旦那が23時24時に帰らなくても良いように旦那と一緒に戦っていく選択肢もあるのかな。
本当にその通りだと思いました。
可愛い夫婦の子供でも悩んでいるのに義理の親の介護になると、何で自分だけこんな大変な思いをしなくちゃいけないのかとストレスが溜まります。
仕事で疲れて帰って来る夫に愚痴を言いたくはないけれど、それでもやっぱり話を聞いてもらいたい。
それだけではなく帰宅後や休日に介護を代わってもらえたなら 大変さが分かって貰えるのにと思います。
また実の親の介護でも他の兄弟がノータッチなら それもイライラの元です。
もし現在介護を他の兄弟や兄弟の配偶者に任せているなら、休みの日には出来るだけ介護を変わってあげて欲しいと思います。
それが出来ないなら もし旅行や遠方に遊びに行く時は黙って行って欲しいですね。
お土産なんか要らないから そっと知らない間に行ってください。
兄弟に介護を任せていて全く介護の経験のない人は それが分からないようです。
「それはそれ。これはこれ。」と言います。
でもそうじゃないんですよ。
*普段介護をしてくれている兄弟には感謝の言葉を。
*言葉だけでなく行動にも表す。
見舞いに訪れた時はお客さんではなく
便などが付いた下着やパジャマの洗濯や入れ歯の洗浄なども『手伝うという感覚より』責任を持ってする。
仲の良かった姉妹でも介護や相続の問題でギクシャクする方達もいます。
経験がないと分かり難いと思いますが少しでも役に立てればと思ってブログに書きました。