やさしい年金と保険の話

年金や保険の疑問を分かりやすく説明します

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保険の見直し 生命保険 医療保険 損害保険 本当に必要な物に

      2016/11/25

定年前後には保険の見直しをしましょう。

自分に取って本当に必要な保障や補償は何かよく検討します。

不要な保障や補償は保険料の無駄です。

 

★死亡保障(生命保険)を見直す

死亡保障の主な目的

①遺族の生活保障

②死後整理費用

③相続対策費用

 

①遺族の生活保障については若い頃に比べて多額の保険金は必要ありません。

子どもが社会人であれば子どもの生活費も掛かりません。

妻も遺族年金が貰えますし老後2人で使う予定であった預貯金もあります。

(しかし遺族年金だけで月々の生活費を賄える人ばかりではありません)

*この目的に向く保険は定期保険・養老保険・収入保障保険

 

②死後整理費用(終身保険)

預貯金で備える方もいますが保険で備えるのであれば満期のない終身保険に入ります。

保険金はひとり100万円程度で。

 

③相続対策費用(終身保険)

金額の多少に拘わらず遺産相続で揉めることが多いのが現状です。

保険は受け取り人を指定できるので揉めることなく、残したい人に財産を残してあげることが出来ます。

また相続税が発生した場合にも活用出来ます。

 

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★医療保険の見直し

年齢と共に医療機関にかかる頻度が増えてきます。

民間の医療保険に加入しておくと安心です。

しかし保険料も年齢とともに高くなります。

支払う保険料と貰える保障のバランスを考えます。

病気や介護に備えるお金が充分あるなら医療保険に加入しないという選択肢もあります。

それでもガン保険は必要です。

 

★損害保険は必要

◎火災保険は建物と家財に別々にかけます。

火災の他に自然災害も補償されますが、地震や津波が原因の損害や火災は対象外です。

火災保険に地震保険を付帯しておきましょう。

 

◎自動車保険は相手や自分が死亡したり怪我をしたとき、物を壊したときの補償です。

自賠責保険の補償は最高4,000万円で物への補償はありません。

 

◎個人賠償責任保険は自転車事故などで相手を怪我させてしまったときにも補償されます。

ひとつの契約で家族全員が対象になります。

自動車保険や火災保険に付帯しておくと安心です。

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