やさしい年金と保険の話

年金や保険の疑問を分かりやすく説明します

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年金生活 定年退職 夫は元会社員62歳 妻は専業主婦60歳 生活費はいくら?

      2018/11/10

今日紹介するのは、今年から年金を一部受給されている62歳60歳のご夫婦です。

この年金は『繰り上げ受給』されたものではありません。

通常の手続きでもらえる『厚生年金』の『報酬比例部分』の年金です。

 

ご夫婦は地方の観光地で、コンビニまで徒歩3分という便利なところにお住まいです。

ご主人は会社を定年退職されてからは決まったお仕事はされていません。

奥さまは専業主婦です。

そんな大野俊夫さん(仮名)、洋子さん(仮名)ご夫婦に生活費などを教えていただきました。

 

 

定年退職後 夫62歳・妻60歳 夫婦の生活費は?

 

食費     8万円

日用品費   2万円

住居費    10万円

水道・光熱費 3万円

通信費    1万5千円

医療費    5千円~1万円

 

夫の小遣い  1万円

妻の小遣い  1万円

交際費    2万円(冠婚葬祭費は含まず)

交通費    1万円

車に掛かる費用 2万円

雑費     1万円

 

月の生活費 合計約33万円

 

※現在は年金が一部しか支給されていませんが、家賃収入があるので生活はギリギリ、トントン。

65歳になり国民年金が支給されるようになれば余裕が出来ますが、家賃収入がいつまで入ってくるかが問題だとおっしゃっています。

 


 

 

年間の特別支出

 

年間の特別支出 30万円(税金・保険を除く)

税金・保険 50万円(年間)

(固定資産税が多いようです)

 

 

日々の暮らし

 

❈大野さんの節約術?

入って来るお金で生活すること

決めた金額以上は使わない

預金は出来るだけ取り崩さない

子供に迷惑を掛けないためにも、将来老人ホームなどに入居することになった時のために預金は残しておきたい

 

年金に対して思う事は?

今は年金に入らない人が多いようだが、そういう人が将来、生活保護者となって税金から支払うようなことになるのではないかと心配です。

景気のために消費を煽るような意見が多いが、老後の備えをしてきちんとしないと、将来生活保護者が増え、とんでもないことになってしまうような気がします。

 

現在の暮らしで悩みはありますか?

今は特にありませんが、将来年金が減らされるのではないかという不安はあります。

 

現在の暮らしの楽しみは何ですか?

年に何度か国内旅行をすることと、ゴルフをすること。

平日に出来るのが嬉しい。

 

 

ここから管理人

 

年金の一部受給と家賃収入だけで生活出来ている大野さん、羨ましいですね。

ご主人はネットの求人サイトで簡単作業をしたりアンケートの回答をされたりして社会と繋がっておられるようです。

家賃収入が途切れた後のことも何か対策を考えていらっしゃると思います。

「入ってくるお金で生活すること」

ちょこちょこ借金をしてしまう方々に聞かせたいですね。

 

息子さんが早く結婚してくれることを望んでいる大野さん。

私も同じ気持ちです。

早く家庭を持って孫の顔を見せて欲しいです。

(本人達には嫌がられると思うので言いませんが)

 

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