公的年金は3種類 意外と知らない国民全員加入の国民年金
2018/11/07
意外と知られていない国民全員加入の国民年金の話。
会社勤めで厚生年金に加入されている『あなた』は関係ないと思っていませんか?
でも会社員も公務員も関係ある話です。
『公的年金は3種類』
国民年金(基礎年金)・厚生年金・共済年金。
あなたは どの年金に入っていますか?
まずその前に3種類の年金について説明します。
★国民年金
日本国内に住む20歳以上60歳未満の全ての人に加入が義務づけられています。
◎「えっ? 私は厚生年金なんだけど。国民年金の保険料払ってない。」
って思った方いませんか?
大丈夫です。安心してください。
あなたが知らない間にちゃ~んと払っていますから。
国民年金について詳しく説明しますね。
☆国民年金の中も また3種類に分けられています。
①第1号被保険者 ②第2号被保険者 ③第3号被保険者
①第1号被保険者
農業や個人商店など自営業・学生・フリーター・無職の人など
☆保険料の納付方法は自分で納めます。
②第2号被保険者
厚生年金保険の適用を受けている事業所に勤務する人。
会社などに雇われている人ですね。
*パート従業員は、年収により該当する場合としない場合があります。
該当しない場合は第1号被保険者になります。
☆保険料の納付方法
国民年金保険料は厚生年金保険料に含まれるので自動的に支払っていることになります。
自分で納めなくても良いので助かりますね。
でも直接納めていないので自覚がない人もいるのでは?
③第3号被保険者
第2号被保険者の配偶者で20歳以上60歳未満の人。
*ただし自身の年間収入が130万円以上あれば
配偶者の扶養になれないので第1号被保険者になります。
☆保険料の納付方法
配偶者が加入する年金制度が負担してくれます。
なんて嬉しい制度なんでしょう。
★厚生年金
会社などに雇われている人が対象。
国民年金の第2号被保険者が加入しています。
*厚生年金プラス国民年金の『基礎年金』 両方を受けることが出来ます。
★共済年金
国家公務員・地方公務員・私立学校の教員などが対象。
国民年金の第2号被保険者が加入しています。
*共済年金プラス国民年金の『基礎年金』 両方を受けることが出来ます。
◎以上が3種類の公的年金についてでした。
次は公的年金の受給についてです。