マラソン　福士加代子　意外な経歴とビックリ語録　ビビットで増田明美エピソードも

強くて明るい　マラソンの福士加代子選手について『ビビット』で特集していました。


 

★青森県出身　ワコール所属　１６０ｃｍ　４７ｋｇ

３０００ｍ・５０００ｍ・ハーフマラソンの日本記録保持者

（ハーフマラソンはアジア記録も保持）トラックの女王

 

☆中学ではソフトボール部　１番打者で捕手。

高校では陸上部。　高３でインターハイ出場。

進学した高校にソフトボール部がなかったのでアルバイトをしようかと考えていたが

友達に誘われて何の気なしに陸上部に入った。

福士選手は

「陸上部は５時きっかりに練習が終わっていたから楽だと思って始めた。」

 

☆２０００年　ワコールに入社

小出義雄監督をはじめ多数実業団の誘いを断りワコールに決めた理由は

「友達とかお母さんに下着とかあげられるじゃないですか。

それならと意外と軽い気持ちで入社を決めました。」

 

☆元々ここまで続けるつもりはなかった。

両親が美容室を経営しているので、その専門学校に行こうかと考えていた。

 

★２００２年釜山アジア大会で　５０００ｍ　２位

自身初　日本記録を『０秒０３』更新！！

 

★２００３年　長距離界のエースに成長

陸上関係者＆ファンからの「マラソン待望論」が湧きおこります。

福士選手は

「１万ｍでもいっぱいいっぱいなのに２時間も走りっぱなしなんて無理。

映画一本観られる時間ですよ。」

 

★２００８年　北京五輪選考レースで初マラソン

首位独走も３０ｋｍ付近で脱水症状による脳貧血で

計４度 転倒し１９位

 

★細かすぎる解説で人気の増田明美さんにエピソードを伺いました。

エピソード①

１食白米５００ｇをノルマにしていたんですが

それは栄養士の澤野千春さんからのアドバイスなんですね。

福士さんはこれまでのスタミナ不足による失敗を踏まえて

１日３食３杯のご飯を食べるようにしていました。

そしてたくさんのご飯を食べてレースの数日前から

大きなカステラも食べていたんです。

 

後輩の阪田直子さんからの差し入れで阪田さんが

滋賀県の老舗和菓子店の正栄堂に嫁ぎまして

その嫁ぎ先からの差し入れだったんです。

福士さんは食後に食べて　そのカステラが、とっても美味しいと話していました。

そして直子さんからの愛情、気にかけてくれることも力になったそうです。



 

エピソード②

福士さんのお父さんの正幸さんは青森で理髪店を営んでいるんですね。

正幸さんは指名手配犯を捕まえることに協力して感謝状をもらったことがあるんです。

だけど娘の加代子さんのように足が速くなかったので

追いかけたりは出来なくて警察に通報したそうですね。

 

★今回のマラソンの記録は　２時間２２分１７秒（日本歴代７位）

日本陸連設定記録　２時間２２分３０秒を上回りました。

 

日本陸連設定記録は去年の夏から設定されたもので

この記録を上回ると奨励金が５００万円受け取れます。（今回が初めて）

日本記録を突破すると奨励金は１億円です。

２０２０年の東京オリンピックでマラソンでメダリストを輩出するために制度が出来ました。

 

★今回のレースでは

レース後のコメントで

「両方の足裏が２５～３０ｋｍぐらいから痛くなった。

『もういいや折れちまえ！』みたいな感じで」と笑顔で話していましたが

実際に『右足小指：約５ｃｍのボルト』『右足甲：昨春２度骨折』

『左足甲：昨年３度骨折』しています。

 

◎吉田たかよし医学博士によると

「激しく練習し過ぎると女性ホルモンが出なくなって骨がスカスカになる。

何度も何度も力が加わるので疲労骨折をする。

増田明美さんは骨密度が６０歳代までなってしまった。」ということです。


 

★度重なる怪我を乗り越えて五輪マラソン初出場へ！！

Ｑ，陸上をやっていて本当に良かったと感じる時は？

Ａ，電車までの時間ギリギリや駅までの距離を颯爽と走っている時です。

 

◎もし福士選手が代表に決定すると女子マラソン国内最年長選手になります。

オリンピックで彼女の笑顔が見たいですね。

そしてまた面白コメントを聞きたいです。（kyou）