あさチャン 猛毒きのこ カエンタケ 触れるだけで危険 食すと死亡例も
9/26『あさチャン』は猛毒キノコ「カエンタケ」について取材してくれました。
触るだけで酷い皮膚炎を起こし食べると死亡することも。
★宮城・『万葉クリエートパーク』
市民の憩いの場で猛毒キノコが見つかりました。
駐車場の直ぐ近くの木です。
☆毒性の強い『カエンタケ』
細長い手の指のような形をしたキノコ。
燃え上がる火のように見えることから『火焔茸(かえんたけ)』と呼ばれています。
⊛毒性はキノコの中でも最強!
これまでは主に山の中でしか見られませんでした。
現在 兵庫県の公園やキャンプ場でも確認されています。
全国的に注意が必要!
※毒性は
カエンタケを食べると普通の食中毒のように気持ち悪いとか下痢をしたりという症状が出ます。
その後に腎不全・肝不全・呼吸困難・脳障害などが起こり非常に死亡率が高いのが特徴です。
⊛致死量:わずか3g
日本でも過去に死亡した例があります。
⊛触るだけで危険!(皮膚が炎症)
毒成分は その汁を手などに付けると染み込みます。
すると皮膚の深いところから剥がれ落ちてしまいます。
★宮城・多賀城市『多賀城廃寺跡』
住宅地周辺です。
取材中にも見つけました。
★カエンタケの生息範囲がより人間に近い所に拡大!
原因は『ナラ枯れ』
ナラ枯れ:体長5mmほどの虫・カシノナガキクイムシが運ぶ菌でナラ類の木が枯れてしまう
⊛ナラ類の木は昔 薪や炭の原料として伐採してました。
薪や炭の利用が減少し大木に成長。
人里周辺のナラ類も大木になりカシノナガキクイムシが好む大木に成長。
ナラ枯れの被害は人々の生息圏まで拡大。
カエンタケはナラ枯れした木の近くで育つため住宅近くでもカエンタケが発見されるように。
★毒キノコに要注意(厚生労働省より)
食用のキノコと確実に判断できないキノコは
絶対に採らない! 食べない! 売らない! 人にあげない!
(以上あさチャン 提供はKINCHO・新日本製薬など)
************************
◎公園や自宅周辺でも発見されている毒キノコ。
看板を設置して注意喚起しているようですが充分ではないと思われます。
情報に疎い高齢者や子供達には特に注意が必要ですね。(kyoko)