あさチャン 北海道89歳 紫竹ガーデン 花咲かおばあさんの魅力
2016/06/02
6/1『あさチャン』北海道 巨大庭園の『花咲かおばあさん』
シルバー世代が輝く元気な会社の第2弾
年間12万人の観光客が会いに来る 89歳の明るく元気な女性社長を紹介してくれました。
★北海道・帯広市『紫竹ガーデン』
十勝帯広空港から車で30分
1万8000坪の広大な敷地に2500種類の花が咲き誇っています。
*入場料 大人 800円 小人 200円
*22のエリアに分かれています。
今の季節はチューリップ・ムスカリ・スイセンが見ごろを迎えています。
☆紫竹ガーデン 代表取締役 紫竹昭葉(しちくあきよ)さん(89歳)
トレードマークは花柄の洋服
一日に何度もお色直し
≪紫竹さんの一日≫
*AM5:00 草刈り 木の剪定
納得するまでやりたいのでキリがないそうです。
たった一人で2時間近くかけて隅々までチェックしていきます。
ポシェットから花の種を取り出して撒きます。
「うまく芽が出るといいね。雨がもう少ししたら降るといいね。」と種に話しかけながら土をのせます。
⊛紫竹ガーデンは水やりは行わず雨任せ。自然の野原に近い状態の花畑です。
*AM8:00 オープン 団体客をレストランに案内
『お花畑で朝食を』 一人1620円(要予約)
紫竹さんが僅か1時間前に収穫したばかりの新鮮野菜をスタッフと一緒に調理します。
30種類以上の絶品料理
観光客は
「童話のお話の世界で食べているような感じがします。幸せですよね。」と笑顔。
AM9:00 お客さんを庭園へ案内
観光客と記念撮影・握手・サインまで
高齢の観光客は
「勇気と夢があって素敵。」
「前向きで素晴らしい。憧れです。」
一人一人のお客さんにエールを送ります。
「(私は)いつもあなたのここ(胸の中)にいる。(あなたは)頑張ってる。頑張ってる。」
☆紫竹さんは1927年(昭和2年) 北海道帯広市に生まれ
東京の専門学校を卒業後 20歳で結婚し3人の子宝に恵まれました。
「私は主人と仲良しだったんですね。」
33年前に最愛の夫・勲さんが心筋梗塞で亡くなりました。
何ひとつ手につかず6年間引き籠ってしまうことに。
けれど娘さんが「お父様は お母様のことを『ひまわりのように元気のいい明るい人だ。』っていつも言っていたよ。」という話を聞いてハッと気づいた紫竹さん。
*天国のお父さんが大好きだった『ヒマワリをたくさん咲かせたい』
63歳の時に夫の遺産で1万8000坪の土地を購入しました。
たった一人で庭園作りを始め 3年後 66歳で『紫竹ガーデン』をオープン
☆紫竹さんの姿にお客さんが共感
口コミで年間12万人が訪れる人気スポットになりました。
紫竹さんの人柄は海外でも話題になり外国人観光客も急増。
自己流で4か国語の挨拶を覚えました。
観光客とお別れの時は自ら観光バスに乗り込み台湾の歌を歌っていました。
この日は午前5時から午後6時まで休むことなく精力的に動きました。
一番の楽しみは食事
「何でも好きだけどお肉が大好き。お肉が美味しい。」とトンカツもペロリ。
☆紫竹さんの夢は 花に囲まれた高齢者施設を作ること
私一人で楽しくてもダメだから皆が楽しめる老後を考えています。
自分で生きがいを感じて老後が立派に終わるのが理想ですね。
夢はその人のものですから 誰のものでもなくて。
可能にするのは自分だけども夢を持ったら天国にいるみたいですよ。
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◎昭和2年生まれの紫竹さん。
当時の女性は尋常小学校や高等小学校卒業が多かったんじゃないでしょうか?
北海道から東京へ出てきて集団就職ではなくて専門学校に行くなんてお嬢様だったんでしょうね。
そして遺産で『紫竹ガーデン』を造れるほど裕福な生活をして来たのに 一日中 元気に働けることにも驚きました。
(私の周りを見ると農家の女性は80歳過ぎても車の運転をして元気ですが裕福な人は早くから衰えています)
60歳過ぎてからも新しいことを始めることが出来るんですね。
朝からパワーをもらいました。(kyoko)