潜入!葬儀・仏事ビジネスに異変あり!? 国内初の『終活』見本市
昨年12月に東京ビッグサイトで国内初の『終活』見本市がありました。
『エンディング産業展2015』を『情報ライブ ミヤネ屋』が潜入レポート。
葬儀・埋葬・供養の業者200社が集結しました。
来場者は期間中合わせて2万2067人でした。
2兆円市場とも言われる葬儀ビジネスの最新事情とは?
○まず霊柩車
従来の宮型霊柩車は、ほぼ消滅状態です。
理由は死を連想させるからということ。
(当たり前のことに私はビックリです)
今ではオークションサイトに格安価格で出品されるという寂しい状況。
代わりに主流となったのは洋型タイプ。
見本市では
★最新洋型霊柩車 『ミツオカ リムジンタイプⅤ』が紹介されました。
特徴は
明るい旅立ちのイメージで室内はライトがたくさん付けられています。
★素敵な棺
故人の趣味や人柄を感じさせる、ぬくもりのあるデザインで
棺全体に写真を取り入れたプリントをしたり様々なオーダーが可能になりました。
★おくりたたみ
棺の中に敷きます。
人生最期の時を畳の上で・・・。
年間6万枚の売り上げがあります。
★斬新なデザインの骨壺
サッカーボー型や野球のボール型、ゴルフボール型など
★埋葬スタイルも多様化
樹木葬や海洋散骨などありますが
去年12月から受付を開始したのは『月面葬』
ロケットで遺灰を月面に届けるサービスです。
来年、アメリカで打ち上げる予定です。
値段は120万円!! (1g)
どんな方から問い合わせがあるのかというと
エリジウムスペースの担当者は
「女性の方だと嫁ぎ先のお墓に入りたくないということで
そこからご家族の方を見守りたいと。」
〇そんな遠い所から見守るんですね。
私は寂しいと思いますけど。
★お葬式の早割
500円で会員になり3年以内に亡くなると割引があるというシステム
〇早割というとイメージが悪いですが、急に亡くなってどうしようかと遺族が迷うことなく
葬儀社を決めていたら安心という、遺族に取っても葬儀社に取っても良いシステムみたいですね。
この会社は全国市立明朗料金、追加料金なし 年間2万件の葬儀を手掛けています。
今一番ニーズが多いのが『火葬式』
通夜も告別式も行わない『直葬』のことです。
★お坊さん 宅配サービス
先月 amazonが始めました。
総額3万5000円で、全ての法事、法要 一律です。
僧侶への心付けなど一切不要。
今申し込みが殺到しています。
賛否両論ありますが、何をして良いか分からなかったら
いくらお金を払ったら良いか分からないので
ひとつの手段としてあっても良いと街の声でした。
〇世の中、色々変わっていきますね。
5年後、10年後は また驚くようなことになるのでしょうか。