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シューイチ 笑点 歌丸に直撃 初回のオーディション 名言 談志とバトル

   

5/22『シューイチ』は 笑点の司会を勇退する桂歌丸師匠に直撃インタビューしました。

 

☆1936年 横浜市生まれ 15歳で噺家の道に入る

☆1966年5月 笑点 第一回の放送から出演する唯一のメンバー

 

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Q,率直に今の気持ちは?

A,正直言って寂しいことは寂しい。

とにかく後を譲らないと物事は続かない。

年寄りがいつまでもこんなことやってる場合じゃない。

若い方に譲るから 若さが出て来て いくらかずつでも変わってくると思って。

 

 

Q,今年は80歳をお迎えになり、笑点は50周年、芸道は65年。

A、そういうのが全部重なったので、ここで踏ん切り付けて 本業の落語の方に もうちょっと力を入れてみようと思って。

 

Q,当初のメンバー選考は?

A,一番最初は「談志さん」が選んだ。

お客さんがいるところで公開オーディションをした。

踊りを踊る人や歌を歌う人など色々いた。

 

Q、何をやったんですか?

紋付袴をちゃんと着けて黙って高座に座ってお辞儀をする。

お辞儀をして頭を上げると「お待ちどうさま。」と『盛り蕎麦』を持って来る。

黙って『盛り蕎麦』を一枚食べる。

食べ終わると手拭で口を拭いて

「お蕎麦つさまでした。」で終わり。

 

ばか受けして 談志が腹抱えて笑っていた。

 

Q,笑点が始まった時に これだけ長く続いてヒットすると予想はありましたか?

思わない。

談志さんが ブラックユーモアを好む。

私達に出来る限り答えでブラックユーモアを使ってくれという。

当時の日本人にブラックユーモアは早過ぎた。

だからこんなことやったって視聴率が取れるわけがない。

先代の圓楽さんと良く話したけど、せいぜい持って1年か2年だと思っていた。

 

ある時 解答者と立川談志と衝突した。

大喧嘩をして 先代の圓楽さんと私と他のメンバーと降りようじゃねえかと。

日テレさんから電話で「戻ってくれ。」と言われた。

相談したわけではなく私も圓楽さんも他のメンバーも「談志が司会だったら嫌だ!」と言った。

そうしたら「もう代えるようになっています。」と日テレ。

じゃぁ戻りましょうと。

 

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Q,1973年には歴代最高視聴率40、5%

A,これには理由がある。

脱腸の手術のため入院していた歌丸が休み明けで初めて道潅祭りの公開録画をする時だった。

それ以降、メンバー誰か病人が出ると高い視聴率を取る番組に。

 

Q.師匠が5代目の司会者になった時は?

A.周りから「歌丸さんが司会になってどう変えるんだ?」と言われた。

だから「変えない。変えようと思って手を加えるから番組は失敗する。

変わるっていうのは自然に変わっていくんだ。」

 

そして全員が頭に入っているのが悲惨な事件や事故で絶対笑いを取るな。

怒りは笑いに取るものではない。

たまに私の悪口なんかが出てくるのは答えが浮かばないから逃げで出す。

圓楽は逃げが多過ぎる。

 

Q,芸道65年 長い道のりを歩んできた秘訣

奥様の支えは大きかったんじゃないですか?

A,若い頃は本当にかみさんに食わしてもらった。

とにかく10円のお金にも困った。

頭が上がらない。私は下男扱い。

 

Q、ひ孫さんも いらっしゃって

A,かわいいけど金がかかる。

「これ買って。」っていうと、かみさんは平気な顔して買ってやってる。

私がかみさんから1万円もらうのは命がけ。

 

Q、明るさがモットーですか?

A,噺家なので明るくなくては。

笑点の楽屋は皆始まるまで冗談ばっかり言ってる。

誰一人として日本の経済について考えたことない。

日本の経済よりうちの経済でいっぱいだから。

 

Q,今後の目標は?

私の目標は落語をしゃべる、噺をやる、それ以外に何もない。

これから選挙に出ようとか銀行こしらえようとか何もない。

噺家である以上は噺をやるのは自分に課せられた責任だ。

 

80になって古典を新しく覚えるのは苦しい。

1席1時間以上のものは本当に苦しい。

「なんでそんなに苦しむんだ?」と人に言われるが

楽をしたいから苦しむんだ。

楽をするのは目をつぶった時。

一番好きなのは落語。

高座でしゃべってお客様が聞いてくれ笑ってくれた。

これが最高の喜び。

 

Q,笑点ファンにひと言

A,メンバーが変わろうが笑点として皆さん方に愛していただく、そして60周年、70周年、80周年、続けていけるのは皆さん方のおかげですから、ただただ私は「よろしくお願いします。」と皆さん方にお願いするだけです。笑点80周年のときにも私が必ずお伺いいたします。

 

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◎「変わるというのは自然に変わる。」

「楽をしたいから苦しむ。」

師匠の名言ですね。

歌丸師匠、インタビューの最後まで笑いを取っていましたね。

お疲れさまでしたと言いたいところですが、まだまだ現役。

身体に気を付けて大好きな落語を楽しんでください。(kyoko)

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