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日本各地から ほのぼの手紙が届く赤崎郵便局今日が最後あさチャン

   

本日3/30 最後の営業になる『赤崎郵便局』を『あさチャン』が取材しました。

日本各地から手紙が届く赤崎郵便局は 熊本県 津奈木市にあります。

 

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海の上の学校(赤崎小学校)は、校舎の窓から魚釣りが出来るユニークな学校でした。

しかし児童数が減り2010年に閉校しました。

 

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今は誰もいない校舎の片隅に郵便受けがあります。

 

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郵便受けの中には全国から送られて来たたくさんの手紙がありました。

 

手紙の内容は全て差出人の水曜日に起こった出来事が書かれています。

 

★「赤崎水曜日郵便局」の『スイスイ箱』という郵便受けです。

旧校舎を『赤崎水曜日郵便局』に見立てて、全国から『水曜日の物語』が届く郵便受け。

『つなぎ美術館』が3年前に、架空の郵便局に見立てたアートプロジェクトをスタートさせました。

 

*何故水曜日なのか?

◎赤崎小学校が水の上にあること

◎水曜日は週の真ん中でちょっと疲れたり

週末ではない普通の水曜日を皆さんと共有したかった。

 

☆全国から届いた『水曜日の物語』を個人情報を伏せたコピーを中に入れて、今度は違う方に転送します。

 

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『水曜日の物語』を書いて送った人には、別の知らない誰かの『水曜日の物語』が送られて来ます。

 

◎手紙を出した地元の年配の主婦には岐阜県の29歳の男性の手紙が届きました。

「今日2/24(水)は私事ですが私達の結婚記念日で妻の誕生日です。

私は妻と出会うまで親になるどころか結婚についても消極的で、ずっとめんどくさいものと思っていました。

けれど一緒の時間が増えるにつれ、その想いは変わっていきました。

こんな素敵な日々を教えてくれた妻に感謝しています。ありがとう。

これからも家族3人で仲よく過ごしていきましょう。」

 

*手紙を読んだ主婦は

「こういうのって ほのぼのとするじゃないですか。」

そして

「相手の人に届いたら どんな気持ちで読んでくれるのかなぁというのが一番の気持ちですね。

相手から来れば『あ~ どんなことが書いてあるのだろう』というのが凄く楽しみでした。

ハサミを通す前に破いてしまうくらい早く読みたくて!」

 

◎宮城県 塩釜市 『赤崎水曜日郵便局の会』

水曜日に皆で手紙を書く会。

『赤崎水曜日郵便局』のファンクラブです。

 

*10通の手紙を送った若い女性には

小学生の女の子からも手紙が届きました。

 

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手紙の要約

「近所で一番仲のいい5年生のみなちゃんと遊びました。

ちなみにわたしは4年生です。

いっしょに恋バナやオシャレをして遊びました。

帰ると宿題の計算をしました。

ひっさんむずかしかった~」

 

女性は

「小学生の女の子の日常を読めるのは結構面白かったです。

私が友達に『交換日記』を出してたのが返ってきたような感じがしました。」

 

*届いた手紙はみんなの前で朗読します。

不思議な手紙のやりとりを楽しんでいます。

 

★転送作業などが大変

地元の方達も『赤崎水曜日郵便局』に積極的にかかわっています。

漁師さん

「このプロジェクトに参加出来て本当に良かったなぁと思っています。楽しいですよ。」

年配女性

「みんなで作業しながら『今日は北海道から来とるね。』『今日は青森から来とるで。』とか、あちこちからの便りを見ながら、この小さな津奈木町が全国に発信してるんだなというのが一番嬉しい。」

 

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*津奈木町の人口 4900人 < 届いた手紙 5500通

 

*届いた手紙は全て読みます。

なるべく違う場所に住む人の手紙が届くように配慮しています。

 

 

*『赤崎水曜日郵便局』1296円 KADOKAWA

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今年1月に これまで届いた手紙の一部が本になりました。

 

その中から兵庫県 30歳 男性 水曜日の物語を紹介。

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「2014、6,25 水曜日

今日は私の父の誕生日です。

ちょうど水曜日だったので筆をとることにしました。

父は60歳になり今月で退職するそうです。

父は24年間 新聞配達員でした。

 

嵐の日も雪の日もカブにまたがり 朝2時に出勤する姿を子どもの私は『とてもかっこいい!』と思っていました。

小学校3年の時、父の働く様子を詩に書いて学校へ持って行こうとしました。

父は少し嫌な顔をしました。

私は自分たちが貧しいということを知らなかったのです。

 

朝起きると仕事から帰ってきた父と一緒に朝食をとり、学校から帰ってくると寝るまで一緒。

家族旅行はキャンプに山登り。

私たち家族は本当にずっと一緒に時間を過ごしました。

私は両親から本当の豊かさを学びました。

 

今では私たち兄弟は それぞれ家庭や仕事や夢を持ち、実家を遠く離れて住んでいます。

父が最後の出勤から帰って来たときに母から手渡してもらおうと、兄弟で手紙とプレゼントを用意しました。

お父さん、おつかれさま。ありがとう。

照れながら喜ぶ父の姿が目に浮かびます。

次は私の番。どんな後ろ姿を子どもに残せるでしょうか。」

 

*パックン

「僕は10歳から18歳まで新聞配達やってました。

今の手紙は他人事と思えない。

自分に励ましの声として聞こえました。」

 

★3年の期限付きでスタートしたプロジェクト

今日30日が最後の水曜日です。

明日31日の消印有効です

 

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◎楽しいプロジェクトですね。

文通ではないところが負担にならなくて何でも書くことが出来て良いなと思いました。

今日が最後になるのは残念です。

また別の形で何処かで引き継いでくれればなと思います。(kyoko)

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