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福島南相馬 おかあさん食堂 皆の再会の場 憩いの場 あさチャン

   

3/3の『あさチャン』は 福島県南相馬市 小高地区の

小さなお母さん食堂『おだかのひるごはん』

 

福島第一原発から北に16km。

駅前の商店街は、どの店もシャッターが下りたままです。

日中しか立ち入ることが出来ない、そんな場所に

『おだかのひるごはん』はあります。

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(左端が店長の渡邊さん)

 

週に4日、昼間の3時間だけ営業。

店内は活気で溢れています。

復興作業員や一時帰宅の住民で賑わっています。

 

店長の渡邊静子さん(68)

5年前 津波と原発で 住んでいた家も地元も仲の良かった友達も

帰る場所も失ってしまいました。

7回の引っ越しを繰り返して今は隣の地区で仮設住宅暮らしです。

 

渡邊さんは

「外にいて楽しいのはいいんだけど、なんでこういう所に『ただいま』って

帰ってこなきゃいけないのか苦痛だった。自分の家じゃない。

何か皆さんで憩いの場、しばらく会えなかった人がここで再会できたら

嬉しいんじゃないかと、何か自分達でできることをしよう。

小高の街に活気づくようなことをやろうか。」と考えたそうです。

 

*あったかいご飯があって、そこに皆が集まれば

皆 故郷に帰って来てくれるかもしれない。

3人の仲間と共にお店を立ち上げました。

 

 

☆チキンカツカレー定食 (一番人気メニュー)

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サクサクのチキンカツ・炊きたての熱々ごはんに

ジャガイモやニンジンがゴロっと入ったカレー。

 

☆かけうどん 300円

 

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☆日替わり定食 700円

 

*どれもボリューム満点のおふくろの味です。

 

お客さん達は

「あったかいご飯が食べられるのがいい。」

「前は弁当かコンビニでパンとかおにぎりを買って持って来ていた。

やっぱり1日3食味噌汁を食べないと。ここに来ると食べられる。」

 

食堂のお母さん達は

「あったかいご飯を届けたい。」

1品ずつ注文を受けてから作ります。(炒め物など)

煮物は鍋を温めています。

 

かつて小高に住んでいた女性客は

「ここでやってるところがあるっていうだけで安心する。

これからまた広がっていくってことでしょう。

やっぱり嬉しいよね。」と喜んでいました。

 

*帰る家を失った人にとって、この食堂はみんなと再会できる場所。

 

入口の側には一冊のノートが置かれています。

バラバラになった小高の人達の思いが綴られています。

「久しぶりに小高で食事をすることが出来ました。温かいご飯を有難う。」

「とてもとても懐かしい気持ちで胸がいっぱい!おなかもいっぱい!

ごちそうさまでした。また来ますね。」

 

渡邊さんは

「この食堂で皆さんにお会いして色んな会話をしていると元気もらえるし

あっという間に時間が過ぎる。『帰ってこよう。帰って来てよ。』

『1人でも多く帰って来て。』(と声を掛けています。)」

と皆で帰って来られる日を夢見ています。

 

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◎この店は震災前はラーメン店でした。

来週3月11日にラーメン店のご主人(お婆ちゃん)が帰ってくることになり

『おだかのひるごはん』は閉店することになったそうです。

残念ですが、ラーメン店が再開することが復興の第一歩だと

地元の皆さんは喜んでいるそうです。

 

コーナーの最後にそんなことを聞かされてもって感じです。

『おだかのひるごはん』別の場所で営業するとは言ってなかったですが

今後どうなるのか気になります。(kyoko)

 - 地域, 食品