東大推薦入試 合格者を大量に輩出したAO義塾 塾長が凄い ビビット
2016/02/12
東大の推薦入試が今回初めて行われ、昨日合格者発表があり
推薦入試173人出願に対して77人が合格しました。
書類選考・面接・大学センター試験の成績も考慮しています。
合格者77人の内、13人が同じ塾から合格しました。
この塾は6人に1人の割合で合格者を出したことになります。
「自分でも信じられなかったけれど、親からおめでとうメールが来て
やっと現実味がありました。」
「お兄ちゃんと握手して抱きあって『おお~っ』しか言ってなかった。」
勉強時間は皆さん平均で約3時間でした。
通常の受験生の勉強時間は8時間なので随分少ないです。
◎この塾が大量に合格者を出した3つの秘密
(画像は斎木陽平塾長)
①ユニークな学生の経歴
塾長の斎木陽平さんに学生の経歴を訊いてみました。
「英検1級・物理や生物オリンピックのメダリスト
留学経験があるとか、その人にしかないユニークな
原体験が評価されたのではないか。」
その中の1人、工学部に合格した村松海渡(かいと)さん。
自宅にはトロフィーや表彰状がいっぱいです。
5歳からピアノを習い始め多くのコンテストで優勝。
演奏中に肘を痛めた経験を元に
『握力がつかさどる筋肉』と『鍵盤を連打するスピード』の関係
弾き方によって邪魔になる筋肉など、スポーツ科学に用いられている
知識を音楽の世界にも応用させていきたいと話しています。
②塾長の斎木さんに秘密が
2010年に塾を創設した斎木さんは現在23歳。
現役大学生だった18歳から塾長を務めています。
斎木さんはAO入試に強い思いがあります。
「AO入試を受けると言ったら教頭先生に反対された。
私立文系慶応大学の法学部を受けること自体に反対された。」
一芸入学とも言われイメージの良くなかったAO入試。
学校に反対されたが両親の応援もあり政治家を志し
慶応大学法学部をAO入試で受験しました。
見事合格した斎木さんはAO入試で何か出来るかも知れないと
18歳で起業、220人の生徒を抱える塾へと成長しました。
③優秀な学生が集まるもうひとつの理由がSNSの活用。
HPの他、Facebookなどインターネットで生徒を募集。
評判が口コミで広がっていきました。
優秀な生徒が新たな優秀な生徒を呼んでくるようになります。
時代に合わせ様々なシーンで学生の心を掴む斎木さん。
斎木さんは今後の大学入試について
「成績で選ばれたんじゃなくて自分の思いで選んでもらった。
自分の思いをどうするのかちゃんと考えないといけない。
そういう入試がもっと広がっていってもいいんじゃないか。」
◎東大レベルになるとAO入試がどうこうではなくて
優秀な人材が集まるんだなと思いました。
そして18歳で塾を創設した斎木塾長が凄い。
私なら、まずどこかの塾の講師になって
経験を積んでからと考えそうです。
優秀な人の考えることは違います。(kyoko)